面積計測 & 概算見積支援Webアプリ|Version 3.0|2026年4月
Automatesは、建築図面や現場写真から床・天井・壁・巾木の面積を計測し、内装仕上げ工事の概算見積を支援するWebアプリケーションです。
ブラウザだけで動作し、インストール不要。PDFの図面をそのまま読み込んで拾い出しができます。
Automatesにアクセスすると、パスワード入力画面が表示されます。
管理者から共有されたパスワードを入力して「ログイン」ボタンを押します。
認証が通ると、メイン画面が表示されます。同じブラウザタブを開いている間はログイン状態が維持されます。
以下の5ステップで図面から面積を拾い出せます。
平面図のPDFや写真をドラッグ&ドロップ、またはヘッダーの「画像/PDF読込」ボタンで読み込みます。
ツールバーの「縮尺設定」→ 図面上の既知の寸法の両端をクリック → 実寸法をmm単位で入力します。
「部屋描画」→ 部屋の角をクリックしてなぞる → 始点に近づくと自動で閉じる → 部屋名を入力します。
部屋を選択 → 右パネルの開口部「+ 追加」→ ドア・窓のサイズを入力。壁面積と巾木から自動で減算されます。
「集計表示」で全部屋の計測結果を一覧表示。「CSV出力」で見積書に転記できるファイルをダウンロードします。
| エリア | 位置 | 説明 |
|---|---|---|
| ヘッダー | 上部 | 画像読込・CSV出力・データ学習・保存・新規現場・現場管理・リセット・ヘルプ |
| 部屋一覧パネル | 左側 | 物件名・階数の入力、描画した部屋の一覧、集計表示ボタン |
| キャンバス | 中央 | 図面を表示し、部屋の描画や操作を行うメインエリア |
| ツールバー | 中央上部 | 選択・移動・縮尺設定・部屋描画・開口部・計測・回転・ページ移動・ズーム |
| プロパティパネル | 右側 | 選択中の部屋の詳細設定と計測結果。メモ・備考タブあり |
| ステータスバー | 下部 | 操作ガイドとマウス座標の表示 |
| 形式 | 拡張子 | 備考 |
|---|---|---|
| 複数ページ対応。ページ送りボタンで切替可能 | ||
| JPEG | .jpg, .jpeg | 現場写真・スキャン画像 |
| PNG | .png | スクリーンショット等 |
| BMP | .bmp | ビットマップ画像 |
読み込みと同時に、自動的に新しい現場として「現場管理」に登録されます。
PDFを読み込むと、ツールバーにページナビゲーション(< 1/3 >)が表示されます。各ページに描画した部屋・縮尺設定はページごとに管理されます。
JPEG等の画像を読み込むと「写真モード」で開きます。写真はパースペクティブ(遠近感)があるため、図面PDFより精度が落ちます。概算の目安としてお使いください。
正確な面積を計算するために、最初に必ず縮尺を設定してください。
カーソルが十字に変わります。
例: 寸法線の端と端、柱の中心間など、実際の長さがわかっている部分を選びます。
例: 5mの壁なら「5000」と入力して「設定」を押します。
設定完了後、ツールバーに「縮尺: 1px = ○.○○mm」と表示されます。
縮尺設定は何度でも追加できます。複数の箇所で設定すると、平均値が使われて精度が向上します。
| 操作方法 | 説明 |
|---|---|
| 右クリック + ドラッグ | どのツール選択中でも図面を移動できます。最も手軽な方法です。 |
| Space + ドラッグ | スペースキーを押しながら左クリックドラッグ。 |
| 「移動」ツール | ツールバーの「移動」を選択して左クリックドラッグ。 |
| 中ボタンドラッグ | マウスの中ボタン(ホイール押し込み)でドラッグ。 |
| 操作方法 | 説明 |
|---|---|
| マウスホイール | 上に回すとズームイン、下に回すとズームアウト。 |
| ツールバー + - | ボタンでズームイン/アウト。 |
| 「全体」ボタン | 図面全体が画面に収まるようにズームを調整します。 |
ツールバーの回転ボタン(↻)で図面を90度ずつ回転できます。縦向きの図面を横にしたい場合などに使います。
ツールバーの「部屋描画」をクリック、または左パネルの「+ 追加」ボタンを押します。
部屋の外周を時計回りまたは反時計回りにクリックしていきます。青い線でプレビューが表示されます。
(a) 始点をクリック - 最初の頂点に近づく(20px以内)と自動的に閉じます
(b) Enter キーを押す
(c) 右クリックする
ダイアログで部屋名(例: 事務所)と用途区分を入力して「OK」を押します。
描画した部屋は色付きのポリゴンとして表示され、中央に部屋名と面積が表示されます。
「選択」ツールの状態で部屋のポリゴン内をクリックすると、その部屋が選択されます。左パネルの部屋一覧からもクリックで選択可能です。
部屋を選択した状態で Delete キーを押すか、右パネル下部の「この部屋を削除」ボタンで削除できます。
部屋を選択して、右パネルの「部屋名」欄で名前を変更できます。変更は即座に保存されます。
壁面積と巾木の長さからドア・窓を控除するために使います。
| 種類 | 幅 (mm) | 高さ (mm) |
|---|---|---|
| 片開きドア | 900 | 2,000 |
| 両開きドア | 1,800 | 2,000 |
| 引き戸 | 1,700 | 2,000 |
| 窓(大) | 1,700 | 1,200 |
| 窓(小) | 800 | 800 |
| FIX窓 | 600 | 600 |
| カスタム | 任意 | 任意 |
プリセットを選ぶと幅・高さが自動入力されます。数量を変えれば同じ開口部を複数まとめて設定できます。
部屋の描画とは別に、任意の2点間の距離を計測できます。
カーソルが十字に変わります。
図面上の2点をクリックすると、その間の距離(mm単位)が表示されます。
計測結果は図面上にラインとラベルで表示され、データとして保存されます。
部屋を選択すると、右パネルに以下の設定項目が表示されます。
| 項目 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|
| 部屋名 | 入力値 | 後から変更可能。即座に保存されます |
| 色 | 自動割当 | カラーピッカーで変更可能 |
| 天井高 | 2,500mm | 壁面積の計算に使用 |
| 勾配 | 0度 | 勾配天井の場合に角度を入力。天井面積が補正されます |
| ロス率 | 5% | 材料のロスを見込んだ率。計測結果に上乗せされます |
| 用途区分 | 事務所 | 事務所/廊下/会議室/トイレ/EVホール/階段/倉庫/エントランス/店舗/居室/その他 |
| 計測部位 | 全ON | 床/天井/壁/巾木のチェックボックス。不要な部位はOFFに |
| 部屋メモ | 空欄 | この部屋に関する備考(使用材料など) |
| カード | 色 | 計算式 | 単位 |
|---|---|---|---|
| 床面積 | ■ 青 | ポリゴン面積 × ロス率 | ㎡ |
| 天井面積 | ■ 紫 | ポリゴン面積 ÷ cos(勾配角度) × ロス率 | ㎡ |
| 壁面積 | ■ 緑 | (周長 × 天井高 - 開口部面積) × ロス率 | ㎡ |
| 巾木 | ■ 黄 | (周長 - 開口部幅) × ロス率 | m |
左パネル下部の「集計表示」ボタンを押すと、全部屋の計測結果を一覧表で確認できます。
集計画面から直接「CSV出力」も可能です。
複数の現場を得意先別に整理して管理できる機能です。
ヘッダーの「現場管理」ボタンをクリック。パネル外をクリックすると閉じます。
得意先フォルダ内の現場名をクリックすると、その現場のデータが復元されます。PDFもページ切替可能な状態で復元されます。
ヘッダーの「CSV出力」で、部屋ごとの面積・開口部・合計を含むCSVファイルがダウンロードされます。Excelで開いてそのまま見積書に転記できます。
「データ書出」で構造化データ(JSON形式)が出力されます。Claudeに読み込ませて見積書の自動作成や分析に活用できます。
積算データを蓄積して、将来の自動見積精度を向上させるための機能です。
部屋の描画・開口部の設定・縮尺設定がすべて済んだ状態にします。
プレビューが表示されます。得意先・現場名・部屋数・面積合計を確認します。
ブラウザ内の学習データベースに蓄積されます。JSON書出/取込も可能です。
Automatesはタッチ操作に対応しています。iPad等のタブレットでも使用できます。
| 操作 | ジェスチャー | 説明 |
|---|---|---|
| タップ | 1本指で短くタッチ | マウスクリックと同じ。頂点を打つ・部屋を選択する |
| パン(移動) | 1本指でドラッグ | 図面を移動する(長めにスライド) |
| ズーム | 2本指でピンチ | 2本指を開くとズームイン、閉じるとズームアウト |
| ダブルタップ | 1本指で素早く2回タップ | 部屋描画の確定(始点を閉じる) |
指を置いてから離すまでの動きが少ない(12px以内)かつ短い(0.3秒以内)場合はタップ。それ以上動くとドラッグ(図面移動)になります。
| キー | 機能 |
|---|---|
| Enter | 部屋描画の確定 |
| Esc | 描画キャンセル / 選択ツールに戻る |
| Delete / Backspace | 選択中の部屋を削除 |
| Space + ドラッグ | 図面の移動(パン) |
| 右クリック + ドラッグ | 図面の移動(パン) |
| マウスホイール | ズームイン/アウト |
| 中ボタン + ドラッグ | 図面の移動(パン) |
インターネット接続が必要です(PDF.jsライブラリをCDNから読み込むため)。
縮尺設定の精度を確認してください。なるべく長い寸法線で設定するのがコツです。複数回設定で平均化すると精度が上がります。
部屋を選択して削除し、描き直してください。
PDFが複数ページの場合はページ送りで切り替え。各ページの部屋は独立して管理されます。
ブラウザのキャッシュクリアで消える可能性があります。定期的に「保存」ボタンでバックアップしてください。
「保存」ボタンでファイルに書き出し、別のPCで「読込」から取り込んでください。
はい。タッチ操作対応です。ただし画面の広いPCでの利用を推奨します。
「現場管理」で得意先別・現場別にデータが分離保存されています。